なぜ、スリット状なのか?

なぜ、スリット状なのか?

杉の木を横に切ったときに現れる面を
木口といいます。

縦に切ったときの切り口の面を
板目といいます。

木口と板目の2種類のスギ材を使って
二酸化窒素の吸収量を調べたデータがあります。

二酸化窒素は
排気ガスなど大気汚染の原因になる物質です。

グラフを見ると、木口のほうが明らかに
二酸化窒素をより多く吸収しております。

杉はホルムアルデヒドという物質を
吸収するという科学的データもあります。

ホルムアルデヒドは、
シックハウスの原因の1つと言われています。

シックハウスとは、新築の住居などで起こる、
倦怠感、めまい、頭痛、湿疹、のどの痛み、
呼吸器疾患などの症状があらわれる
体調不良の呼び名です。

室内空気の汚染によって
体調がおかしくなる現象のことです。

原因は、家屋など建物の建設や
家具製造の際に利用される接着剤や塗料などに含まれる
ホルムアルデヒド等の有機溶剤、
木材をシロアリなどから守る防腐剤等から発生する
揮発性有機化合物があるとされています。

杉はこういった身体に害を及ぼす
二酸化窒素やホルムアルデヒドを
吸収してくれるのです。

しかも、木口をいっぱい
露出してやれば、
たくさん吸収してくれます。

この特性を生かすには、
加工して木口面を多く露出させればよいのです。

だから、スリット状になっているのですね。

これ考えた人は賢いですね~!

 

(引用:社団法人 大阪府木材連合会)