杉は、ひんやりしてて、あったかい。

杉は、ひんやりしてて、あったかい。

暑い、暑い、暑い日が続きます。

ところが、杉空間にいると、夏は涼しく、冬が温かいんです!

そう!杉は保温・保冷効果にも優れているんです。

それはなぜか?

中がスカスカだからです。

スギの中は仮道管だらけです。
水分や養分の通り道ですね。

木材になってからは
仮道管は空気で満たされています。

この空気の層が断熱効果を生むわけです。

したがって、熱伝導率が低くなって
熱しにくく、冷めにくくなる、
というわけです。

 

杉の熱伝導率は、
コンクリートの12分の1、
塩化ビニルの14分の1、
広葉樹(桜やブナ)の16分の1、
鉄の483分の1
だそうです。

これらと比べても
とっても低いですね。

一度適温になれば、
夏はひんやりと涼しく、
冬は足元から温かく、
快適な室内環境を保つといわけです。

ちょうど今の季節、
足下に置いておくと
ひんやりして気持がいいです。

熱しにくいけど、冷めにくい。

暑い夏、日本の夏には必需品かも。

(引用:上村武「木づくりの常識非常識」1992)