高温乾燥は拷問です!

高温乾燥は拷問です!

 

木材を乾燥する技術は主に2つに分けられます。
1つが天然乾燥、もう一つが人工乾燥。

天然乾燥には根気と努力が必要です。
スペースも必要ですし時間もかかります。
さらに、現代の自然環境の影響を受け、
油脂成分部分などが水と一緒に放出され、
カサカサになりがちです。

人工乾燥の主流は高温乾燥です。
約100℃から120℃、中には200℃に近い高温で
乾燥させます。

60℃以下の乾燥装置は低温乾燥と呼ばれています。
最近はその基準が80℃まで上がったという
話もあります。

しかし、60℃は低温なのでしょうか。
ましてや80℃など言語道断です。

60℃という温度は、
私たち人間をはじめとする生命が
生きる地球上に存在する温度ではありません。

もし低温という言葉を使うならば、
人間の体温や自然の気候の温度以下
であるべきではないでしょうか。

自然の温度では乾燥するのに数年もかかる。
ならば温度を高くして期間を短縮させよう。

この発想は合理的かもしれませんが、
決定的な事実をみのがしています。

木は生命を持った生き物だということです。
100℃で熱することは拷問にすぎません。

木は木材になっても呼吸しています。
その木が高温乾燥を経た時、
木が本来保有している病害虫と戦う成分や、
免疫力をすでに失っていれば、
建材として買われた時、
シロアリなどの襲撃に無力で終わる事は明白です。

そこで薬剤を使う。

人間の体と同じで、
免疫力を失わせておいて薬を使う。
利益を上げるのは製薬メーカーと
取り扱う人と業者だけです。

人がそれぞれ生い立ち、性格が違うように、
木にも1本1本に個性があります。
それをいい加減に乱暴にまとめてしまっては、
いつか足元をすくわれます。